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商品詳細item detail

銘木のお箸一覧 > 小笠原桑 >SSランクSランクAランク > Bランク

銘木のお箸/小笠原桑

原板

小笠原桑(オガサワラクワ)について

【科目/クワ科】【産地/小笠原諸島】【比重/約0.75】
「小笠原桑」は世界遺産である小笠原諸島のみに分布する固有種です。高さ8〜15mの落葉高木で樹齢が長く大きな個体は直径1mを超えます。独特の木理の美しさから建材、家具、装飾、彫刻用等に重用され、高値で取引されたことから明治期に多くの大木が伐採されました。木質は土壌のタンニン成分と反応することで黄褐色から黒褐色へと変化し深みを増します。その為重硬な質感になり、磨くと黒光りすることから「黒桑」とも呼ばれます。現在は絶滅危惧種に指定されており伐採が禁止されている希少材です。

お箸全景
お箸の天

お箸の形状について

当店製作の「銘木のお箸」は基本形を「八角形」にしています。なぜならお箸を持った時にどの面で持っても違和感なく持てるのと、昔から八の字は「末広がり」で縁起が良いとされているからです。その他の形状として「四角形」と「削り」も出来ますので、お好みで選んで下さい。
お箸全体の形状は天から先まで直線で削るのではなく、箸先に向かうに従って曲線を描く様に先を絞っていきます。そうすることで箸先が点で接するのではなく、面で接するようになり摩擦力が増えて食べ物がつまみ易くなります。お箸の持ち代


お箸の食い先

箸先(食い先)について

箸先はお箸の命とも言える部分で、特に神経を使うところです。
丸いお箸では滑りやすい「コンニャク」や「うどん」「ラーメン」などの麺類は箸先に角があるとつまみ易いです。また小さな「ゴマ」や「豆」類は箸先に面があることでつまみ易くなります。
そこで当店のお箸は箸先まで角と面が残る様に丁寧に削り、入念に仕上ています。写真では分かりづらいですが、よく見ると先が角ばっています。お箸を持った時の様子


原板とお箸

表面塗装について

お箸の表面塗装は「ガラスコーティング」という技術を施しております。特殊なコーティング溶液を木に浸透させ、木の繊維自体をガラス質でコーティングし、木の通気性は保たれたまま自然な仕上がりが得られます。
形成されるガラス質は人体には無害の無機化合物で、コーティング溶液自体も食品衛生法基準をクリアしている安全なものです。


基本的な取扱い

ご使用後はなるべく「漬け置き」や「食器洗浄機」等を避けて頂き、早めに水又は湯で洗浄してから「柔らかい布」で拭き取り「食器乾燥機」や「直射日光」を避けて保存して下さい。

お手入れ方法

当店のお箸は木目を生かす「ガラスコーティング」という丈夫で安全な塗装を施しています。しかしながらどの様なお箸でも使い続けると、傷が付いたり塗膜の剥離等が起こり、木の油分が抜けて白くなったりします。樹種により差はありますが、艶が無くなったり撥水性が無くなったと感じた場合は植物オイル(オリーブオイル・椿油・クルミ油・レモンオイル等)で拭きあげて頂くとお箸がより長持ち致します。

当店によるメンテナンス

お箸の先が折れたり、塗膜が剥がれた場合は当店にて「削り直し」や「塗り直し」等の仕立て直しを500円より承りますのでご相談ください。塗り直しは樹種や洗浄の仕方などにより期間が多少異なります。→メンテナンス例


お箸のご注文方法

1.樹種名
今ご覧のページの樹種をご希望でしたら、その樹種名をご記入ください。

2.お箸の長さ

男性用で標準235o、女性用で標準215oです。実際自分の手に合った測り方があります。その方法は利き手の親指と人差し指を直角に開き、人差し指と親指の頂点の長さ一咫(ひとあた)を測ります。そしてこの長さの約1.5倍が適当な長さの目安となります。ここから長めが良いか、短めが良いかは個人の好みで足したり、引いたりしてみてください。5o単位で承ります。

3.お箸の太さ
男性用で標準9o、女性用で標準8oです。お箸の一番太い所(天部分)の直径になります。(お箸の持ち代はそれより若干細くなります。)現在お使いのお箸を測ってみるのが早いと思われます。それを基準に太めが良いか、細めが良いかご判断ください。1o単位で承ります。箸先に関しては樹種により細く出来るものと、出来ないものがあります。硬い材は細く(約1o)出来ますが、軟らかい材は細くすると折れる危険性があるので、材により当店おまかせとなります(約1o〜2o)。もしご希望であれば、「細め」か「太め」をご指定くだされば1o〜2oの範囲でその材で出来る限りをさせて頂きます。

4.お箸の形状
基本は八角形になります。その他の形状として四角形と削り(表面がでこぼこした荒削り状)が出来ます。

5.木目のランク
当店製作の「銘木のお箸」は材料にこだわり、現在手に入るなかで本物の材料を使用しています。なかには輸入量が少なく、なかなか入手できない希少なものもあります。そのような銘木ほど価値が上がり、お箸に使える部分はほんの僅かなのでさらに価格へ影響します。そこで考えたのは少しでも材料を無駄にしないようにお箸に使えるぎりぎりの材料も使い、お箸の価格を抑えるべく木目にランクを付けて手に入れやすい方法にしました。材料の評価と木目により価格が変動しますので以下をご参照ください。

「小笠原桑」のお箸は希少性を含め年代と色味でランク分けをしております。

SSランク:タンニン成分と反応することで黒褐色へと変化し深みと重硬さを増した老齢樹の「小笠原桑」です。原板お箸全景SSランク
Sランク:タンニン成分と反応することで黄褐色から茶褐色へと変化した深みのある熟齢樹の「小笠原桑」です。原板お箸全景Sランク
Aランク:タンニン成分と反応する前の「桑」本来の地色で、黄褐色から茶系が絡む壮齢樹の「小笠原桑」です。原板お箸全景Aランク
Bランク:木目がやや粗め。もしくは使用に差し支えがない程度の小節や白太部分が混ざっている。

その他
お箸の重量ですが、これは実際に持ってみないと分からないと思われます。と言うのも同じ重量のお箸でも削り方のバランス、材密度の偏りにより重さの感じ方が違うからです。目安として樹種説明の比重をご参考にして下さい。比重が1.0より大きいと水に沈み、1.0より小さいと水に浮きます。

以上5つの項目を注文フォームにご記入くだされば、当店より在庫の有無(ご希望のお箸が有れば)とオーダー納期(通常10〜30日)をお知らせいたします。

特に「小笠原桑」は希少材で現在では伐採禁止になっているため当店在庫分のみになります。
そこで当方が今まで苦労して収集した小笠原桑をご紹介いたします。
小笠原桑の原木

小笠原桑の根の切り株です。推定樹齢300年以上経過しており土埋木の状態で掘り出されたため黒褐色に変化しています。

小笠原桑の原木2まだ黒くなる前の幹の部分です。他種の桑と比べると密度がありずっしりと重いです。この様な色味ですと時間の経過と共に黒褐色へと変化して行きます。
小笠原桑の原木3小笠原桑の原木4

左の写真はタンニンと反応する前の材で右が反応して茶褐色になった材です。小笠原桑は成長過程で曲がりくねった幹になることが多くなかなか真っ直ぐで素直な材が取れません。


小笠原桑の原木5 上の写真は根っこに近い部分で老齢樹の材です。製材仕立てはまだ黄色い箇所が所々残っています。しかし時間が経てば黒褐色へと変化していきます。

※只今「小笠原桑」は材料の都合によりオーダーは出来ません。現品のみになります。※


(現品写真有り) SSランク 価格: 15,800[税込]  
商品イメージ  男性用    230〜240o :現品限りです。
※杢目と大きさにより
 変動します
 
  女性用    215〜225o
  オーダー    180〜240o :出来ません  
         
(現品写真有り) Sランク 価格: 12,800[税込]  
商品イメージ  男性用    230〜240o :現品限りです。   
  女性用    215〜225o  
  オーダー    180〜240o :出来ません  
         
(現品写真有り)  Aランク 価格: 8,800[税込]  
商品イメージ  男性用    230〜240o :現品限りです。   
  女性用    215〜225o  
  オーダー    180〜240o :出来ません  
       
  Bランク 価格: 5,800[税込]  
   男性用    230〜240o :在庫なし  
    女性用    215〜225o :在庫なし  
    オーダー    180〜240o :出来ません  
         
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商品名 銘木のお箸/小笠原桑
サイズ 長さ180〜240o×天直径7〜10o×箸先直径1〜2o(オーダーは出来ません。)
材 質 小笠原桑材/ガラスコーティング
備 考 男性用(長さ標準235o)女性用(長さ標準215o)の在庫がある場合がありますので、その都度ご相談ください。
作 者 当店オリジナル(当店の銘木お箸工房で製作)
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愛媛県公安委員会
 第821020001034号
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